ツインロープの意味 登山用語

ツインロープ

ツインロープ(英語:twin rope)とは、クライミングにおいて、2本のロープを束ねて1本のロープのようにして使う方法である。この時に使われるのはシングルロープであり、直径8mm〜9mmのロープが使用されることが多い。

ツインロープでクライミングするのは、沢登りやアイスクライミングなどの場面においてである。他にはシングルロープ、ダブルロープがある。シングルロープは、直径9〜11mmのロープで、クライミングジムやスポーツクライミング(フリークライミング)などのルートが整備されているクライミングで使用する。

ダブルロープは、直径8〜9mmのロープを2本で使い、それぞれ別の器具に通すので、クライミング時に万が一ロープが切れた場合のバックアップが得られる。特にアルパインクライミングなどでは、クライミングルートの状態がフリークライミングに比べるとハードであり、とがっている岩角などに当たるとロープが切れるおそれがあるので、ダブルロープが取られている。