登山許可証の意味 登山用語

登山許可証

登山許可証とは、特定の山への入山許可証のことである。日本では入山料の支払いが必要になる山はあるが、登山許可証の取得が必要な場所はない。

たとえば、ヒマラヤ山脈の麓にあるネパールは、高峰登山への入り口でもあるため世界中から登山家が集中するが、一時期、登山禁止にした時期があった。数年間禁止され、その後は事前申請による許可制という条件付きの登山が認められるようになった。

現在では、登山家ではなくてもヒマラヤトレッキングもできるようになっているが、登山と同様、すべてにおいて山岳地に立ち入る者は許可証を取得しなくてはならない。まず高峰においては、「エクスペディションピーク許可証」「クライミングピーク許可証」「野生生物保護区許可証」「トレッキング許可証」「保護区域入域許可証」「国立公園入園許可証」「トレッカー情報管理システム(TIMS)カード」などがある。それぞれの許可証は該当管轄に申請することになる。許可証の申請とともに手数料の支払いを済ませる。