アライテントの意味 登山用語

アライテント

アライテントとは、1960年代に新井睦によって設立された、テントの開発・製作を主とする国内のアウトドアメーカーである。アライテントの特徴は、生産をすべて日本国内で行っていることにある。

アライテントの本社には作業場があり、約10人ほどの職人のほか、全国各地で委託で約30人の職人で生産を行っている。国内で生産しているからこそ、確かな品質と顧客の仕様変更などの要望に迅速に対応できる点があり、アライテントにはプロ登山家も特注テントの生産を受託している。登山家向けの山岳用テントのほか、軽量テント、大型テント、ツェルターなどのテントの他、バックパックなども生産している。

現在のテント型はドームテントが主流であるが、これもアライテントが日本の山岳向けに開発したもので、各社はその形状を参考にしたと言われている。『ライペン(RIPEN)』はアライテントのブランド名である。一般向けでは「エアライズ」が中心になる。