登山届の意味 登山用語

登山届

登山届とは、登山計画や登山ルートなど山行計画の詳細を記したものを登山計画書という。登山前に警察や登山計画書に提出する。届出の義務がない山への登山では、届け出は任意になるが、万が一遭難した場合に、計画書にルートや山行予定が記されていると、初動救助が早く行うことができる。

条例によって登山届の提出が義務づけられている山もあるので、事前に登山届けを提出する必要がある。下山したら下山届けの提出も必要である。登山届けの提出先は警察や地元の県庁だったり提出先が異なるので、事前に確認しておく。今はその場に行くことなく、オンラインで申請できるので便利である。

なお、登山計画書は警察だけではなく、家族にも渡しておく。家族が計画を知っている場合、下山が遅れて捜索騒ぎになっても、警察と家族間で連絡をとることができ、また家族が捜索願を出すとき、情報が錯綜することがない。登山届の書式は自由だが、各警察のHPでは登山届の申請書の雛形が用意されている。