トレイルランニングの意味 登山用語

トレイルランニング

トレイルランニング(TrailRunning)とは、山の中を駆け抜ける競技で欧米で始まったものである。

トレイルランニングは@自然の路面が75%以上であること、A自然の障害物があること、B激しい高低差があること、C美しい景観が得られること、が必須項目となっている。

似たような競技にマウンテンランニング(MountainRunning)があるが、こちらは標高差と距離が重視され、舗装した路上でも公式レースが開催される。トレイルランニングの大会も各地で開催されており、中でも、1993年から都岳連によって開催されている「長谷川恒男カップ日本山岳耐久レース」というものがある。

また富士山周辺を一周する「(Ultra-Trail Mt.Fuji」という大会もある。トレイルランニングの人気が高まる一方で、ハイキング者との接触事故が起きるようになり、また、マナーがないランナーによるコースの破損といった問題も出てきている。日本ではまだ歴史が浅いだけに、トレイルランニング協会が近年発足したばかりであり、競技人口の増加を図る一方で、環境保護などの啓発も行っている。