トレッキングポールの意味 登山用語

トレッキングポール

トレッキングポールとは、登山で使う杖のこと。

トレッキングポールを使うメリットは、「登山中の体のバランスをとる」「登るときの推進力を補助する」「脚力を保護し、下山中に足にかかる疲労を軽減する」などがある。

デメリットは使い方を間違えると、「すぐに腕が疲れてしまう」「体のバランスを崩しがちになる」というものである。

トレッキングポールにはグリップ部分の形が「I字型」と「T字型」と二つのタイプがある。「I字型」はスキーのストックと同じような形をしており、2本で持つので体のバランスが保ちやすいが、握り方によっては腕が疲れやすくなる。「T字型」は1本で使うことが多く、握力が無くても握りやすく、下山中では体重を掛けやすい。年配の方が使うことが多い。

素材はカーボン、アルミ、ジェラルミンがある。強度性はジェラルミン、軽量性はカーボンである。長さを調整できるものがよい。なお、トレッキングポールの先(地面側)は尖っていて、木道や木の根元に傷をつけやすいので、カバーをつけるようにする。