七大陸最高峰の意味 登山用語

七大陸最高峰

七大陸最高峰(ななたいりくさいこうほう)とは、地球上にある七大陸のうち、標高が最も高い山を指す。かつては、オリンピックの旗にもえがかれているように五大陸(ユーラシア大陸、アフリカ大陸、アメリカ大陸、オーストラリア大陸、南極大陸)という分け方が主流であったが、現在では七大陸(ヨーロッパ大陸、アジア大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、オーストラリア大陸、南極大陸)が主流になりつつある。

ヨーロッパ大陸の最高峰はエルブルス(標高:5,642m)、アジア大陸の最高峰はエベレスト(8,848m)、アフリカ大陸の最高峰はキリマンジャロ(5,895m)、北アメリカ大陸の最高峰はマッキンリー(6,194m)、南アメリカ大陸の最高峰はアコンカグア(6,960m)、オーストラリア大陸の最高峰はコジウスコ(2,230m)、南極大陸の最高峰はヴィンソン・マシフ(4,892m)である。

なお、七大陸最高峰を最年少で登頂したのは、2011年にジョーダン・ロメロ(アメリカ、15歳)で達成している。ロメロの記録は保持されているが、15歳の少年の登山はエベレストへの年齢制限導入のきっかけになった。