ナビゲーションツールの意味 登山用語

ナビゲーションツール

ナビゲーションツールとは、登山用ナビのことである。GPSといえばカーナビを思い浮かべるかもしれないが、登山に特化したハンディナビがある。

登山用ナビでは、自分の現在の位置を確認することで、登山コースが外れていないかチェックすることが最大の目的となる。機種によっては、登山コースうやスケープルートを事前にPCで設定して、それをハンディナビに転送することができ、また実際に歩いたコースも追跡表示しており、間違っていないか表示される。また、上位機種の中には電子コンパスや高圧計も内蔵しており、方角・経度・緯度・高度・目的地までの距離も表示することができる。

また下山後は、歩いたルートが保存されるので、カシミール地図やGoogleEarthなどで表示される立体地図に歩いた後を編集できる楽しみがある。注意点としては、登山用ナビは森林帯などの中にいると上空が遮られるため情報精度が悪くなるということである。また、バッテリー切れ、故障などで使えなくなる可能性もある。登山用ナビは補助手段として、地図やコンパスの必携は変わらない。