バージンスノーの意味 登山用語

バージンスノー

バージンスノーとは、降ったばかりで、まだ誰にも踏まれていない状態の雪のことをいう。雪山登山は、無積雪期の山とはまた違う景色を楽しむことができ、高山の登頂を目指す登山とは別に、バージンスノーの中を歩くという目的もある。誰も歩いていない、新雪でふかふかのバージンスノーの上を、わかんやスノーシューを付けて歩くのは気持がよく、これを目的に登山する人もいる。

日帰りハイキング感覚の登山であれば、冬用アウトドアウェア、防水性のある登山靴、スパッツ、スノーシュー(またはわかん)、ストック、冬山登山の最低限必需品を持参する。バージンスノーの上を歩く時には、登山道が雪に覆われているので、道なき道をゆくのと同じである。地図やコンパスで方角を確認しながら、標識を確認しながら、道に迷わないようにする。不安になってきたり、道を間違えたかなと思う場合は、すぐに引き返す。

また、道を外れると、沢や小川の上も雪に覆われていて埋もれている場合もあるので、十分注意する。また、雪崩にも注意である。