バックパッキングの意味 登山用語

バックパッキング

バックパッキング(英語:backpacking)とは、1960年代にアメリカの若者(ヒッピー文化を支持する若者はヒッピーと呼ばれた)によっておこった旅行スタイルで、食糧や装備などをバックパックに詰めて、自然回帰を目的としてアウトドアライフを楽しむ、といったものであった。

当時のアメリカでは、ベトナム戦争で深刻な自然破壊を引き起こした出来事があった。1960年代〜1970年代のバックパッキングは、自然回帰を目的としたものであった。1990年代後半になると、格安航空券の登場に伴い国外旅行が気軽に行けるようになったこともあり、世界の若者(主に学生)が、バスなどの公共交通機関やユースホステルなどの安宿を利用しながら、現地の人あるいは旅行者と交流を楽しむスタイルが主流になる。

バックパッキングのスタイルは変化しても、バックパックに色々なものを詰めて背中に背負って旅行するスタイルは変わらないことから、こういった旅行者たちはバックパッカーと呼ばれている。