バックレングスの意味 登山用語

バックレングス

バックレングス(英語:back length)とは、ザック(またはバックパック)のショルダーベルトからヒップベルト(またはウエストベルト)までの長さのことをいう。登山においてはザック選びの中で最も重要なのは、重量のあるザックを長時間背負っても疲れにくいことである。

大型のザックになるほど、バックレングスが調整できるようになっているが、まずお店で買う前に自分のバックレングスを測っておくといい。背中の首の第七頸椎(首の一番突起している骨部分)をA点とし、腰骨(腰の一番出ている部分)と水平になる脊椎部分をB点とし、このA〜Bの2点間の長さを測る。その測定結果をもとに、ザックに表示されているバックレングスの長さと照らし合わせて、試着を繰り返してザックを選ぶ。

ザックの試着方法は、@まずすべてのストラップを緩めてから背負う。Aヒップベルトの中央部分が腰の上に来るように締める。Bショルダーストラップを締める。ショルダーストラップの付け根部分が肩の肩甲骨部分に来るのが理想。Cチェストストラップを締める。ザックに重量を入れて試着したい場合はお店の人にひと言声掛けて断る。