ヒマラヤ襞の意味 登山用語

ヒマラヤ襞(ひまらやひだ)

ヒマラヤ襞とは、山腹に積雪している雪上にできる縦じまのこと。ヒマラヤ山脈やアンデス山脈などの熱帯・低緯度地域の高山にみられることは分かっているが、現地調査が難しい場所なので、詳しい形成メカニズムが解明されていないのが現状である。

日本でも、北アルプスの後立山連峰の鹿島槍ヶ岳北壁、五竜岳、爺ヶ岳などにもヒマラヤ襞が形成される。高山のヒマラヤ襞と比較すると規模こそは小さくなるが。五竜遠見スキー場でリフトで上部まで行き、遠見尾根を1〜2時間ほどかけて歩くと小遠見山に到着する。白馬五竜スキー場のアルプス平から地蔵ノ頭まで行き、そこから遠見尾根に入り、小遠見山まで行くルートもある。この周辺の見晴らしが良い場所であれば見ることができる。

ただし、冬の晴天日は強風の場合も多くあまりにも強い場合は、スキー場の係員から登山禁止と言われる場合もあるので、指示には従うようにする。アイゼンやピッケルはもちろんのこと、スキー板も用意してもいい。