ブッシュの意味 登山用語

ブッシュ

ブッシュとは、山道を覆っているやぶのこと。このやぶをかきわけて進むことをブッシュ漕ぎという。ブッシュの種類はクマザサ、ハイマツなどの低木のものから時には倒木などと様々であり、それらの背丈は100cmを超えていることが多く、場合によっては先行きが見通せない場合もある。

ブッシュを掻き分けながら進むのは足元が見えないばかりか、怪我をしないよう気を使いながら進むので体力を使う。また山道がブッシュに覆われてしまっているとき、ブッシュを掻き分けながら歩くうちに山道をそれてしまう場合もある。ある程度、先が見えるブッシュ程度であれば問題はないが、あまりにも密集している場合は、そのルートは避けたほうがいい。

なお、ブッシュの中をすすむとき、足元が見えないので手掛かりになりそうな木などを掴みながら進むといい。特にクマザサは地下茎で広がっているのでガシガシ掴んでも問題はないが、意外と葉で手を切るので注意する。また虫とかも潜んでいる可能性があるので不用意には通過しない。