フットギアの意味 登山用語

フットギア

フットギア(英語:foot gear)とは、登山靴やクライミングシューズなど、靴に関するものをいう。登山靴の歴史はヨーロッパでのアルピニズムの発祥と共に始まった。

登山靴の主要メーカーはドイツ・イタリアに多く、手作りによる革製の登山靴が多く、ヨーロッパ各国登山隊のヒマラヤ高峰登頂にも使われている。日本でもスポーツ登山が主流になるにつれて日本のメーカーによる登山靴メーカーも出てきた。登山靴は用途毎に作られており、高所登山用(プラスティックブーツなど)、登攀用、登山用、トレッキング用、軽トレッキング用、ハイキング用、バックパッキング用と分けられている。高所登山用ブーツは登山靴しか生産のみ生産しているメーカーで作られている。

また、登山靴のソールは、かつては革底に鋲を打ったものが使われていたが、ゴム製のフリクションがある、ビブラムソールが開発されると一気に市場に浸透していった。また、登山靴の中にあるインナーソールは靴型とともに足にフィットするかの重要なポイントであり、インソールを足に合わせて熱成型するものもある。いずれにしても登山靴は登山装備の中で最もウエートを占めるものなので、登山靴ひと筋のメーカーのものを選ぶといい。