平頂の意味 登山用語

平頂(へいちょう)

平頂とは、山腹の斜面の傾斜は急だが山頂は平らなようすをいい、火山活動などの地殻変動でこのような形になった山もあり、山名に「平」がついていることが多い。平頂がある山を挙げていく。

平ヶ岳(ひらがたけ)は尾瀬ヶ原の周辺にある標高2141mの山で新潟県と群馬県に位置している。只見川の水源地近くの銀山平の奥にあり、山頂には大小の池塘をはじめとする高層湿原地でもある。1965年に登山道が整備されて一般登山者も登山が可能になった。鷹ノ巣コースは登りに6時間30分をも要するルートであり、途中に幕営地(テント場)が整備されている。もうひとつ、妙高山(みょうこうさん)は新潟県に位置する標高2454mの山であり、越後富士と言われるほどすばらしい山容であり山頂は約400mもの距離があると言われている。新潟県を代表する山でもある。岐阜県に猿ヶ馬場山(さるがばばやま)という山があり、平頂をいだく山であり、山名は山頂部が広いことに由来するという。他にも平頂をいだく山々はある。