ベースプレートコンパスの意味 登山用語

ベースプレートコンパス

ベースプレートコンパスとは、SILVA社のコンパスの事で、シルバコンパスと呼ばれることが多い。SILVA社はフィンランドのメーカーで、分度器付のコンパスを世界で初めて開発し、コンパスの精度の高さから、世界中の軍隊で採用されている。

日常生活からアウトドア、軍隊、航空機用と開発製品は幅広く、登山者にはアウトドア用のコンパス「SILVA Ranger」モデルが選ばれる事が多い。SILVA社が生み出した「SILVA 1-2-3 SYSTEM」という、特許取得済の計測システムもある。現地でいきなりコンパスを持ちだしても使い方が分からないので、まずは自宅や自宅近くなどで地図とコンパスを使った位置確認などの練習を行い、コンパスの使い方を習得しておく。

またコンパスが指す「北」は磁北線としての北なので、北極点を北としている地図とズレがある。あらかじめ、地図上に磁北線を引いておくと、外で計測するときに楽になる。