ヘッデンの意味 登山用語

ヘッデン

ヘッデンとは、ゴムベルトがついていて、頭に取り付けることができるライトのこと。登山やキャンプ等のアウトドアで使用されることが多い。

早立ちが原則の登山の場合では、早朝3時〜4時頃には登山開始する場合もあるが、まだ辺りは日が登っておらず暗いのである。こういう場合に、ライトで自分の足元などを照らすことができる。また、テント泊でもランタンを持っていく代わりにヘッデンをライト代わりとして使うこともできる。

アウトドアでは片手に懐中電灯を持って何かをすることは効率が悪く、また登山中はとっさの時に何かにつかむことができるようにするため、両手がフリーになるようなヘッデンが歓迎された。ヘッデンにはワンピースとセパレートと2つのタイプがある。ワンピースタイプはライトユニットが電池の重みで下に下がってきてしまうデメリットがあり、これを解決するためにセパレートタイプが開発された。

なお、現在ではLEDライトというより寿命が長く軽いものが出てきているので、この問題は解決されている。 セパレートタイプはヘッドライトとは別にバッテリー部分を後頭部に持ってきたもの。セパレートになっている分、ライトをバッテリーを接続するケーブルなどがあり、かさばるのがデメリットである。