マックパックの意味 登山用語

マックパック

マックパック(macpac)とは、1973年、ブルース・マッキンタイヤが設立した、ニュージーランドのアウトドアメーカーである。設立当初、ブルースは19歳であったが、山登りが好きで、また、自分でバッグを縫製する技術をもっていたため、自分の好きなザックを作ることができたのである。

やがて、山登り、ロッククライミング、カヌー、マウンテンバイク、スキー、ケイビング(洞くつ探検)が好きなスタッフが集まるようになり、さまざまなアウトドアシーンに応じた用品を手掛けることになる。1983年には、ウィルダネス・イクイップメント社と合併し、ウェア、テント、スリーピングバッグの開発・製造を始める。

1987年から海外展開を開始し、1996年には日本展開も開始している。ニュージーランドのフィールドで開発商品のテストを行っている。マックパックの哲学は『簡潔であることは、複雑であることに勝る』であり、シンプルなデザインが一番であるとしている。現在はザックを中心にスリーピングバッグなどを開発している。