マムートの意味 登山用語

マムート

マムート(MAMMUT)とは、1862年、カスパー・ターナー(Kaspar Tanner)が創立した、スイスのアウトドアメーカーである。

マムートのロゴマークは赤と黒のマンモスなので、目に付きやすいし、分かりやすい。マムートはもともと農業用のロープの製造からスタートした企業で、のちに麻製スタティッククライミングロープの製造を開始している。1950年代までには登山用化学繊維製ロープを開発し、1964年にはダイナミックシングルロープを製造する。

1972年にはロープ以外に、テントや寝袋なども製造し、1980年代半ばに、スイスのテキスタイル専門メーカーSchoeller(ショーラー)と共に、ストレッチする素材を使ったクライミング/登山用パンツを開発し、世界初のソフトシェルウェアを世に出した。以降、現在までマムートはクライミングロープとはじめとし、アウトドアウェア、バックパック、登山靴など総合的なアウトドアブランドとして、さまざまな製品を提供している。