盟主の意味 登山用語

盟主(めいしゅ)

盟主とは、主峰のこと。ある山群の中で中心となる山をいう。山脈の長さも標高も、世界に類がないヒマラヤ山脈を中心に取りあげていく。

「クーンブ山群(Khumbu Himal)」は、エベレスト(8,850m)、ローツェ(8,516m)、マカルー(8,463m)、チョー・オユー(8,201m)を含み、この山群の盟主はエベレストになる。「アンナプルナ山群(Annapurna Himal)」は、アンナプルナT峰(8,091m)、アンナプルナU峰〜W峰7,000m峰がつづき、アンナプルナT峰が盟主。「マナスル山群(Manaslu Region)」は、マナスル(8,163m)の他は7,000m峰がつづき、マナスルが盟主。「ダウラギリ山群(Dhaulagiri Himal)」は、ダウラギリT峰(8,167m)の他は7,000m峰がつづき、ダウラギリT峰が盟主。「カンチェンジュンガ山群(Kangchenjunga Region)」は、カンチェンジュンガ主峰(8,586m)、中央峰(8,478m)、西峰(8,505m)、と8,000m峰、7,000m峰がつづき、主峰が盟主。

このように数多くの山群が存在し、山群には主峰が存在する。ヒマラヤ山脈の盟主はいうまでもなくエベレストである。