モスキートネットの意味 登山用語

モスキートネット

モスキートネットとは、メッシュで構成されている蚊避けネットのことである。夏にテント泊する時、完全に締め切ると暑いのでテントの入り口など、どこかを開けると涼しくなる分、蚊や蛾などの虫が入ってきてうっとうしい。そこで考え出されたのがモスキートネットである。

モスキートネット単体で使う事が出来るよう、自立式のテントタイプもあれば、テントの中の天井部分に吊るしてテント内をカバーするもの、究極はタープ付きのハンモックタイプなどさまざまな形状・大きさのものがある。アウトドアにおいて一番よく用いられる方法が、テントタイプのモスキートネットを張り、その中にシュラフを敷いて寝るというもの。

四面すべてメッシュではなくグランドシート(底部分)は防水性になっている。山中では夜露で濡れることがあるので、モスキートネットの上には、はフライシートあるいはタープなどを張るといい。たとえばアライテントのカヤライズシリーズはメッシュテントになっており、それだけでも使用可能であるが、フライシートやタープの併用をすすめている。