雪空の意味 登山用語

雪空(ゆきぞら)

雪空とは、今にも雪が降り出しそうな空の様子、あるいは雪が降っている様子をいう。雪が降っていても強風が吹いていなければ吹雪にならないので、登山はできる。晴れた日の雪山登山やトレッキングもいいが、雪が降っている日もシンシンとしたいつもと違った雰囲気を楽しむことができる。

降雪に備えた冬山装備はもちろんのこと、顔も雪にあたると寒く、雪が目に入ると痛いので、顔マスクや雪用ゴーグルなども用意するといい。行動中は暑くなるが、少しでも立ち止まるとすぐに冷えて寒くなるので、小休止や休憩中に体を温められる、温かい飲み物を持っていく。テルモス(THERMOS)などのメーカーから山行向きの保温ポットが出ているので、お湯など温かいものを入れて携帯できる。

また、雪が降っていると余分に体温を奪われやすいので、行動中でもすばやくエネルギーに転換できる行動食をポケットなどに入れてすぐに取り出せるようにして小腹を感じる前に摂取すると、エネルギーが持続しているので体が冷えることない。(プロの登山家は行動食としてチョコレートなどを取り入れている人が多いようである。)ただし、無理は禁物である。