ランタンの意味 登山用語

ランタン

ランタンとは、携帯用の小型ランプのことで、テント泊の際に使われる。ランプの元となる燃料には、乾電池、ガスカートリッジ、キャンドル、ソーラーパネルなどのタイプがある。

登山は早発ち(早朝出発)が基本なので、足元を照らすヘッドランプは必携である。ザックの重量を減らすことを考えると、テント泊でも暗くなったらすぐに寝るわけではないので、ヘッドランプの灯りでも十分な人もいれば、テントの中でもくつろぎたい、日記を書きたい、本を読みたいという人はランタンを持っていく人もいる。

一番手軽なのは乾電池タイプのランタンだが、自分に合ったのを選ぶとよい。なお、灯りのランタンから外れるが、ネパールにヒマラヤ連峰のランタン・リルン(標高7234m)という山をはじめとして、ランタン谷とよばれる、世界で一番美しい谷の1つと称えられる谷がある。高峰に登るのは大変だが、ランタントレッキング(ハイキング)がランタン谷の辺りででき、ヒマラヤなども見られる。