ランタン・ヒマールの意味 登山用語

ランタン・ヒマール

ランタン・ヒマール(Langtang Himal)とは、ネパールの首都カトマンズの真北に位置している、5000〜6000m峰が存在する山域で、ランタン国立公園の一部でもある。ランタン・ヒマールの最高峰はランタン・リルン(Langtang Lirung、標高7245m)である。

ランタン・リルンには、1978年、大阪市立大山岳会とネパールとの合同登山隊で、和田城志、ペンバチェリンの2人が、初登頂に成功する。特にランタン谷は、1949年、イギリス人探検家ティルマンが「世界で最も美しい谷」と称賛したことで知られている。

他の山々と比べて緑が濃く、動植物も多く見られることから、バードウォッチングや高山植物が見られるのである。ランタン・リルンも7000m峰なので簡単に登山できる山ではないが、奥地までトレッキングすることはできる。トレッキングとはいっても、国立公園入り口地点ですでに標高2500m近くある。