リングベンドの意味 登山用語

リングベンド

リングベンド(Ring bend)とは、テープ結びともいう。補助ロープを使ってスリリングを作る場合や、テープなど平らなひもを結ぶときに採用される。ロープを輪にする時、ダブルフィッシャーマン結びを使う。

リングベンド(テープ結び)の手順は、@普通のノットを作る。A@で作った輪の中に、もう1つのロープを入れる。B@とAの両端を引っ張って締める。Cリングベンドの完成である。

また、フィッシャーマン結びはスリングを作るときに使う結び方で、巻きが1回のシングルフィッシャーマン結ぶと巻きが2回のダブルフィッシャーマン結びがあり、ダブルフィッシャーマン結びのほうがより安全で確実性がある。

ダブルフィッシャーマン結びは、@フィッシャーマン結びの要領で2回巻のノットを作る。Aこれをもう1つ作る。@Aで作ったノットが左右対称になるようにし、両端を引っ張って締める。もしねじれがあるようだったら直す。なお、「ノット」とはカラビナなどがなくても自身で完治している結びで、「ベンド」はロープとロープを連結する結びのことである。