ルート図の意味 登山用語

ルート図

ルート図とは、クライミングのルートや岩の形などを描き表した略図のこと。登山において登山道・ポイントなどを示したものが登山図(登山概念図/スケルトン図)と呼ばれ、沢登りにおいては遡行図と呼ばれるのと同様に、ボルダリング専用のクライミングのルート図は「トポ」と呼ばれる。

トポには、クライミング対象となる岩場のエリア全体が大まかにかかれており、駐車場、キャンプ地、小屋、岩の場所、岩のグレード、岩壁の形状、登るルート、などが描かれている。ボルダリングでは、ボルダリングマップと呼ばれる。特にクライミングのルート図では、岩壁の形状にルンゼ、ゴルジュ、クラックなど詳細が記載されており、クライミングルートも記載されている。

たとえばひとつの岩壁であっても、取付地点によっていくつものクライミングルートが提示されていたりする。そのほかにルート名、その岩の岩質など。同じ岩でも場所を変えると表情が変わるので、幾通りもの楽しみ方が書かれている。