レッドポイントの意味 登山用語

レッドポイント

レッドポイント(英語:red point)とは、クライミングの完登基準のひとつで、あるルートを、2度目以降のトライで完登した場合、あるいはトップロープで試登しムーブなどを確認した後、フリーで挑戦することをいう。

もともとはリードクライミングでのことを言っていたが、フリークライミングが発生すると、レッドポイントの意味合いがジャンルごとに異なるようになった。レッドポイントという言葉は、1970年代にクルト・アルベルトがヨーロッパにフリークライミングを紹介し、フリー化したルートの取り付き点に赤丸をかいたことからレッドポイントという言葉が生まれたと言われている。

なお、トップロープ(トップロープ・クライミング)とは、終了点の支点にロープを掛けて、ロープの一端は自分のハーネスと結び、もう一端は下でビレイヤーが確保している、スタイルである。リードクライミングとは先行者が支点を確保しながら、登っていき、後続者はその支点を頼りに登っていくスタイルである。