ロレタンの意味 登山用語

ロレタン

エアハルト・ロレタン(Erhard Loretan)は、スイス出身の登山家であり、8000m峰14座すべての高峰を無酸素登頂した人物。1982年にナンガ・パルバットへ登頂をはじめとして、1995年にカンチェンジュンガへ登頂し、14座すべての登頂を成し遂げている。

8000m峰の無酸素登頂には世界で2番目に成し遂げている。8000m峰14座すべての無酸素登頂を最初に成し遂げたのは、ラインホルト・メスナー(イタリア)である。ロレタンは1959年にスイスのBulleで生まれ、11歳の時に登山を始めている。

2011年4月28日、スイスのベルンアルプスをクライアントと共にガイド登山中、グリュンホルン頂稜から墜死し、一緒に登山していたクライアントも重傷を負っている。その日は52歳の誕生日だったと言われている。1986年にジャン・トロワイエと共にチョモランマ(エベレスト)北壁をアルパインスタイルで40時間続けて登りきった記録もある。