ロングトレイルの意味 登山用語

ロングトレイル

ロングトレイルとは、踏み跡を意味し、自然や分野を楽しみながら、登山道、ハイキングコース、古道などをつなぎ合わせた、数十〜200kmの道を歩くもの。ハードな動きは必要になる垂直に登る登山とは違い、コースのアップダウンはあるものの、水平に歩いていくスタイルである。負荷が少ないことから、欧米では早くからロングトレイルが整備されており、子供からお年寄りまで楽しんでいる。

欧米で有名なロングトレイルは、アメリカのアパラチアン・トレイルで全長3500kmもある。欧米のハイカーはテント泊などをしながら一気に歩くスタイルが主流だが、日本では部分的に歩くスタイルが主流である。なお、日本においてロングトレイルが認識されるようになったのは近年であり、2011年に日本ロングトレイル協議会が設立されている。日本では北根室ランチウェイ、十勝ロングトレイル、信越トレイル、浅間ロングトレイル、八ヶ岳山麓スーパートレイル、国東半島峯道ロングトレイルなど、ロングトレイルが10ヶ所整備されている。