渡瀬の意味 登山用語

渡瀬(わたせ)

渡瀬とは、川や沢などで歩いて渡れるくらい水深が浅いところ。沢登りは水流のあるところを歩くので、岩場や岩登りがあるが、基本的には、水流のある場所で滑りにくい靴が必要になる。

メーカーからさまざまな種類の沢靴が出ており、基本的には、「沢足袋(沢タビとも)」「沢靴(沢シューズとも)」「アクアステルス(アクアステルス沢靴とも)」といった種類に分けられる。沢足袋は足の指先部分が二又になっていて、親指とその他の指は一緒、という感じになる。本体がネオプレーン(※)、ソールがフェルトでできている。ソールが薄いのと足指先が薄いので、硬いところを歩くとあしが痛くなり、サイズもSMLと大ざっぱなので、初心者向きではない。

沢靴はハイキングシューズの底にフェルトがついているような感じといえば分かりやすいだろうか。アクアステルスは、現在の沢登りクライマーがほとんど採用しているのがこのタイプになる。自分に合ったものを選ぶとよい。

※ネオプレーン…ダイバーが着るダイビングスーツと同じ素材で、合成ゴム。