GOROの意味 登山用語

GORO

GORO(ゴロー)とは、1972年、東京巣鴨で靴職人の森本勇夫によって設立された靴メーカーであり、完全オーダーメイド靴を受注生産している。森本勇夫の実父が下請けとしての靴職人だったため、小学生の頃から靴作りを仕込まれ、20歳前後には革製品を中心に加工していたという。

30歳で独立してGOROというお店を構える。もともとは登山靴専用メーカーであったが、近年ではウォーキングなどのタウンユースの靴も生産している。革靴である。探検家の植村直己がGOROの靴を愛用していたことで知られており、また、ヒマラヤなどの海外高所登山の登山家の靴も生産している。足の形を採寸してから、目的に応じた靴を生産するため時間はかかるが、革製であることから履き心地もいいと評判がよく、リピーターが多いのが特徴である。

革靴なので、クリーム・栄養クリームなどの手入れは必要になるが、購入後も違和感を感じるなどの不具合を感じる場合、お店に持っていくと都度対応してくれ、その度に足にフィットしていくそうである。