ウェイポイントの意味 登山用語

ウェイポイント

ウェイポイント(英語:waypoint)とは、経路上の地点情報のことである。緯度と経度を基本としており、これに高度が加わることもある。もともとは航空用語であり、航空機のコックピットのナビゲーションシステムに表示される、航路上の特定に位置を示すものである。2次元では緯度と経度による座標軸で表示され、これに高度を加えたものが三次元、さらに時間(通過時刻など)を加えたものが4次元と言われる。

地上では、カーナビゲーションシステムをはじめとして、GPSが一般化され日常生活でも身近なものである。カーナビでは設定する目的地のことをウェイとポイントという。登山においてもGPSハンディ機あるいはスマートフォンのアプリによるGPS機能を使う人が増加している。登山におけるウェイポイントとは、登山口、水場、登山道の分岐点、山小屋、山頂などの各チェックポイントのことをウェイポイントという。ウェイポイントが点であるのに対して、ルートはこのウェイポイント同士を結んだ線である。