ウォータークライミングの意味 登山用語

ウォータークライミング

ウォータークライミングとは、比較的新しい言葉で、シャワークライミングと同義語である。沢登りとは少し意味合いが異なる。

沢登りは登山の一種として捉えられ、できるだけ水に濡れないようにし、岩登りをしながら源流に向かって遡行するスタイルなので、クライミングの技術が必要になり、服装も登山に準ずるが、濡れてもすぐに乾くもの、靴は沢靴といい、沢登りに適した靴などが要求される。沢登りは通年可能である。

一方、ウォータークライミング(シャワークライミング)では、積極的に水の中に入って、滝壺にジャンプするなど水遊びを目的としたもので、装備は沢登りと同じになるが、ダイビングやサーフィンなどで着用するウェットスーツを着用する場合が多い。水遊びの一種なので、季節は夏期に限られる。(春や秋は水温が冷た過ぎてかえって低体温症を招く可能性がある。)沢登りにしてもウォータークライミング(シャワークライミング)にしても、地形が急峻な日本ならではのスポーツである。